こんにちは！まるもり（@maru__mori__）です。
皆さんは、動画を作っていて「制作に使える素材はどこから取ってくればいいんだろう？」と思ったことがありませんか？
今回は、私が普段使っているクリエイティブ系のサブスク「Envato Elements」を紹介します！
- 動画制作に使える、素材をダウンロードできるサイトが知りたい
- 手間を減らして、作業効率を上げたい
- 素材は使いたいけど、コストは抑えたい
Envato Elementsは、素材を探す手間を減らしたり、無制限で多くの素材が使える「コスパ最強のサブスク」なので、ぜひ使ってみてください！
Contents
Envato Elementsとは？
「Envato Elements」は、定額で大量の素材やテンプレートを無制限にダウンロードできるサブスクサービスです。
世界最大のテンプレ販売サイト「Envato」が運営しており、商用利用可能な5,800万以上の「イラスト、写真、映像素材、BGM、効果音、After EffectsやPremiere Proなどの各種テンプレート」を年間3万円（$199）ほどで無制限にダウンロードできます。
実際の使用例
例えば、トランジションのテンプレートなどを使うと、色や配置を変えるだけでリッチに見せることができます。
| 素材 | トランジション |
|---|---|
| 使用テンプレート | Flat Graphic Transitions |
こちらは、待機画面のアニメーション背景に流用したパターンです。
| 素材 | アニメーション背景 |
|---|---|
| 使用テンプレート | Sci-Fi Glitch Logo v.2 |
映像制作もサブスク時代に。
素材やテンプレートを購入する際は、やはり値段が気になりますよね。。
購入したもののライセンスによっては1案件しか使用できないものもあったりと、以前は購入する度にかなり慎重になっていました。
それに対し、サブスクである「Envato Elements」を契約して使う場合、
年間3万円ほどで、様々な素材やテンプレートが使い放題になるため、4、5個ほどテンプレートや素材をダウンロードするだけで元を取ることができます！
Envato Elementsのメリット
コストを抑えられる
買い切りの場合、その都度費用が発生しますが、サブスクの場合、無制限にダウンロードできるので圧倒的にコストを抑えることができます。
サイトを行き来する手間が省ける
Envato Elementsでは、写真・イラスト・映像素材・効果音、各種テンプレートがダウンロードできるので、それぞれ別のサイトにいって素材を検索したり、ダウンロードするという手間を省くことができます。
また、それぞれのサイトと契約しなくて済むので、管理しやすかったりコストも抑えられます。
短時間でクオリティの高いものが作れる
素材やテンプレをいい感じに組み合わせるだけでも、十分なクオリティの動画を作ることができます。
空いた時間はその分ブラッシュアップに回せるので、動画のクオリティを上げやすくなります。
新しい素材やテンプレートも使える
日々たくさんの素材やテンプレートが追加されます。契約期間中は、無制限にダウンロードできるので、常に新しいデザインやトレンドの素材やテンプレを使えます。
プロジェクトの中を見ることができる（勉強になる）
たくさんのテンプレートをダウンロードできるので、気になったプロジェクトを開いて作り方を見ることができます。
チュートリアルでは解説されないようなテクニックも数多くあるので、After Effectsを勉強中の方も「こういう作り方になっているんだ！」などと、学習面としてのメリットもあります。
Envato Marketのテンプレートも使える
これは個人的にすごく嬉しくて、実は、Envato Elementsには、Envato Marketで販売されている素材やテンプレも一定数入っています。
場合によってはEnvato Marketで単品購入するよりもお得になります。
デメリット
契約期間中しか使えない
サブスクリプションを停止した後は、新しく素材をダウンロードできなくなります。すでにダウンロードした素材も新規の案件等での使用は許可されていないので注意が必要です。
ダウンロードしなくても料金がかかる
素材を全くダウンロードしない場合も、月払いや年払いで料金がかかります。
ダウンロードできる素材
Envarto Elementsでは、画像やイラストからAe、Prのテンプレートまで約5,800万の様々な素材をダウンロードできます。
画像素材
https://elements.envato.com/photos/collections
人物、風景、シチュエーションなど様々な画像素材があります。とにかく数が多いので、キーワードで絞っていく必要があります。
グラフィック素材
https://elements.envato.com/graphics
Illustrator、Photoshopなどのテンプレートやアイコン素材を初め、背景、タイトルなど数多くのグラフィック素材をダウンロードできます。
映像素材
https://elements.envato.com/stock-video/stock-footage
人物を含めた様々なジャンルの撮影素材。グリーンバックやアルファ付きのものもあります。
アニメーション素材
https://elements.envato.com/video-templates/elements/liquid+animation/sort-by-popular
モーショングラフィックスや動画のアクセントに使う「リキッドアニメーション」の素材も豊富に用意されています。
トランジション素材
https://elements.envato.com/video-templates/Transition/sort-by-popular
カットの切り替え時に使う「トランジション」も、シンプルなものからグリッチなどの複雑なものまでたくさん揃っています。
ビデオテンプレート
https://elements.envato.com/video-templates/sort-by-latest
After Effects、Premiere Pro、DaVinci Resolveなどで使える、オープニング、ロゴアニメーション、製品プロモーション、アニメーションテロップなど幅広いジャンルのテンプレートをダウンロードできます。
その他（例：花火素材など）
https://elements.envato.com/video-templates/firework
普段あまり使わないような「花火」などの特別なテンプレートなども気軽に使うことができます。
他にも大量の素材やテンプレがあるので、Envarto Elementsのサイトの方で、色々探して見てください。
映像素材、動画テンプレート、音楽素材、効果音、グラフィック素材、プレゼンテーションテンプレート、写真、フォント、拡張機能、Webテンプレート、CMSテンプレート、WordPressテンプレート、3D素材
その他の使えるサービス
Envato Elementsを契約していると、特典として、写真素材サイト「Twenty20」とEnvatoのチュートリアル「Envato Tuto+」を見ることができます。
Twenty20
「Twenty20」は、Envatoが買収した5000万枚以上のストックフォトが利用できるサービスです。ここの画像は、GoogleやPinterestなどのサービスでも使用されています。
EnvatotTuts+
「EnvatoTuts+」は、Envatoが運営しているデザインやソフトウェアに関するチュートリアルが学べるサービスです。After Effects、Premiere Proからデザインに関して幅広い動画を見ることができます。（もちろん英語ですが。。）
他のサブスクとの比較
同じようなクリエイター向けのサブスクとして、「Motion Array」や「Motion Elements」があります。
私が調べた限り、それぞれ以下のような強みがある様でした。
Motion Array
→Premiere Proで使う専用のプラグインあり。Prベースのユーザーへのサービスが強い。
Motion Elements
→日本語サポート、国内の動画クリエイターの講座が見れる。
ダウンロードできる素材数などは、Envato Elementsが一番多く、素材数やクオリティ、映像以外のデザイン、画像、フォントなどの様々な素材が充実しているため、個人的に現状だとEnvato Elementsが一番全体のクオリティが高いと感じました。
利用料金
Envato Elementsの料金プランは、以下のようになっています。
| 月額 | 年額 | |
| Indivisual（個人） | $33 | $198（$16.5/月） |
| Team | $55 | $348（$29/月） |
| Enterprise | 問い合わせ | 問い合わせ |
支払い方法として、月払い/年払いの2つが選べますが、年払いの方が半額ほどで利用できるのでおすすめです。
★7日間無料体験実施中
現在、Envato Elementsで7日間のフリートライアルを実施中です！なんと申込みから7日の間は無料で各種テンプレートや素材をダウンロードできます！
7日以内に解約すれば料金かからずに利用できるので、これを機にぜひサブスクを体験してみてください！
※残念ながら2024年に入り、無料体験については終了してしまいました。。
\ 5,800万以上の素材・テンプレート /
→「Start 7-day free trial」のボタンから申込めます！
ライセンスに関して
個人・商用の両方で使用することができます。
サブスクリプション中に作成したコンテンツには永続的に使用が許可されています。解約後はダウンロードした素材の利用は禁止されているので注意してください。
使用上の注意としては、素材やテンプレートがメインとして見えるような表現は避けるようにしてください（そのまま使う×、組み合わせて使う○）
また当然ながら誹謗中傷やポルノ不適切なコンテンツへの利用は使用禁止されています。
その他詳細に関してはこちらをご覧ください。
使い方
次に、Envato Elementsの素材やテンプレートをダウンロードする方法について紹介します。
まず、画面上部より、
①カテゴリを指定し、②検索欄にキーワードを入力します。
③好きな素材・テンプレートを選び、詳細画面に移ります。
④テンプレートの詳細を確認し、
⑤Downloadをクリックします。
⑥使用するプロジェクトを登録するため、「Create new project」をクリックします。
⑦プロジェクト名を入力して作成し、
⑧「Add & Download」をクリックしてダウンロードします。
また、複数の素材を使う際は、先ほどのプロジェクト名を選択するだけで大丈夫です。
最後に
今回は、クリエイター向けのサブスクリプション「Envato Elements」について紹介しました。
製作に使える素材からテンプレートまでが一式に揃うため、個人的にはEnvato Elementsをベースに、プリセットやテンプレートをセール時に買い足していくというのが、コストパフォーマンスの高いやり方かなと思っています。
特に映像製作は作業だけでなく、素材探しの段階から時間がかかるので「素材やプリセットを自由に使える環境がある」というのは、精神的にも体力的にも重要だと思っています。
特にお仕事として映像制作をやられている方は、作業がかなり楽になるのでぜひ使ってみてください！🙂
その他の関連記事
クリエイティブ系のサブスク「Envato Elements」では、年間$199で映像製作に役立つ素材やテンプレートを無制限にダウンロードできます。
5,800万以上のイラスト素材/写真素材/映像素材/Ae・Pr等のテンプレート・プリセットを自由に使えるため、仕事だけでなく、自主制作や、Ae/Prを勉強中の人もプロジェクトの中を見て勉強できたりと、幅広い場面で役立ちます。
映像制作者からデザイナーまで、クリエイティブに関わる全ての方におすすめなので、ぜひ使ってみてください！
