After Effects PR

After Effectsをはじめる人向け!効率的に学ぶおすすめの流れまとめ(基礎・基本)

AfterEffectsforBeginner-Eyecatch
記事内に商品プロモーションを含む場合があります
hiro
hiro
こんにちは!まるもり(hiro803_)です。

After Effectsは、モーショングラフィックスからVFX(特殊効果)まで、幅広く使われているソフトです。

今回は、After Effects(以下AE)をこれからはじめようとしている人や、はじめたけど何から勉強すればいいかわからないという人に向けに、普段AEを使って仕事をしている視点から、おすすめの動画やサイト・勉強の仕方をご紹介します。

まずは簡単な動画を作ってみよう!

習うより慣れろということで、さっそく簡単な動画を作ってみましょう!

TORAERAさん(@TORAERA_DOUGA)が以下の動画で、コンポジションの作成から書き出しまでの流れをわかりやすく説明してくれています。

動画を作る流れは大きく分けて以下の様になります。

AEで動画を作る流れ

コンポジションの作成
→動画の設定、サイズや秒数などを決める

アニメーションをつける
→キーフレームを打つ

エフェクトをつける
→より豪華に!

レンダリング
→書き出して動画ファイルにする

書き出しは、Media Encoderという書き出し専用のソフトを使って行います。

Media Encoder

MediaEncoderIconAdobeの書き出し専用ソフト。いろんな形式や設定で書き出しができます。AEをインストールする際に自動でインストールされます。

After Effects自体でも書き出すことはできますが、以下の様な理由からMedia Encoderを使うことが多いです。

Media Encoderを使うメリット

①一般的なファイル形式「mp4」で書き出せる!

②YouTubeやTwitterへ書き出す際のプリセットがある!

③バックグラウンドで書き出せるので、書き出し中もAEで作業ができる!

④書き出しが終わると、YouTubeなどに自動でアップロードする機能も!

通常は、Media Encoderで書き出したmp4ファイルなどをYouTubeなどにアップロードすることで、作った動画を公開することができます。

よく使う動画ファイル形式を覚えよう!

映像制作で覚えておきたい動画ファイル形式は、主に以下の2種類です。

覚えておきたい動画ファイル形式

mp4(H.264)
→軽くてキレイ! Win、Macの両方で見れる!

mov(Quick Time)
→キレイで編集作業する時に便利!

mp4(H.264)

mp4(H.264)」は、WindowsMacのどちらでも見ることができ、軽くてきれいなため現在一般的に使われている形式です。

YouTubeにアップロードする際や、クライアントに納品する際は、このmp4で書き出して送ることが多いです。

また、書き出す動画の綺麗さを左右する「ビットレート」を自由に指定できるのも特徴です。

ビットレート

動画の画質を決める。mp4だと自由に調整することができる。

ビットレートが高い
→キレイ、ファイルサイズ大きい、重たい、

ビットレートが低い
→汚い、ファイルサイズ小さい、軽い、

ただ、ビットレートが低いからと言って汚いかと言われると、見た目では十分キレイということもありますし、ビットレートが高いけど無駄に重い動画になってしまって、再生するのが重たいといったことにもなります。

お仕事で納品する際は、クライアントから「ファイル形式はmp4、ビットレート○○」などが指定されるので、それをもとにビットレートを調整するようにしましょう。

もし、クライアントから指定がない場合や動画に関してそこまで詳しくない場合は、以下の動画を参考にしていただければと思います。

私の場合は、Facebook、Twitter、Instagram、Youtubeメインで、その他の媒体で特に流すことがない場合、「VBR2パスターゲットビットレート20最大ビットレート20」で書き出すことが多いです。

(これも人によりそれぞれなので、あくまでご参考までに。。)

mov(Quick Time)

mov(Quick Time)」は、Appleが開発した動画ファイル形式で、ProResというコーデックを使って書き出すことができます。

こちらも綺麗に書き出すことができるので、映像業界で幅広く使われています。

主に、After Effectsで作った動画をPremiere Proなどに持っていって、さらに編集する場合ProResで書き出すことが多いです。

ProResに関しての詳細は、Appleのページをご覧ください。

コーデック

動画ファイルへ書き出す際の「変換・圧縮方式」のこと

Apple ProRes

Appleが開発したコーデック。きれいに書き出すことができ、色々な種類がある。業界標準として使われている。

私が普段よく使うProResは、以下の3種類で次のように使い分けています。

よく使うProRes

ProRes 422(フォーツーツー)
最もよく使う。通常はこれで書き出す。

ProRes 422 HQ
ディティールが細かい映像、実写やグラデーションを多く含む場合など。

ProRes 4444(フォーバイフォー)
アルファ(透明な部分)も一緒に書き出したいときに使う。

ProRes 422ProRes 422 HQの使い分けですが、困ったらProRes 422 HQの方で書き出しておけば問題ないと思います。

この使い分けは、それぞれの現場や人によって様々だと思うのであくまでご参考までに。。

チュートリアルをやって、AEの操作に慣れよう!

以上で動画を書き出す流れまでを理解してもらったら、次はAEの操作に慣れるために、いろいろな人のチュートリアル動画を見て、好きなものを作ってみましょう!

このときに、自分が興味がもてるものをいくつかやってみるのがおすすめです。

TORAERAさん

TORAERA DOUGA

TORAERAさん(@TORAERA_DOUGA)は、AEの基本的な機能から実践的なチュートリアルまで、わかりやすく解説してくれています。

ダストマンさん

ダストマンチャンネル

ダストマンさん(@dustman_tipsは、モーショングラフィックスやVFXなどを中心に、お洒落でワクワクするようなチュートリアルを公開してくれています。

サンゼさん

サンゼ/ SANZE STUDIO

サンゼさん(@SANZE_motion)も、AEやPrの実践的なチュートリアルからワークフロー、Element 3Dなどのプラグインのチュートリアルまで様々な動画をアップしてくれています。

DENPO-ZIさん

DENPO-ZI(無料で動画制作を学べる総合サイト)

DENPO-ZIさんも、AEの基本機能から様々なプラグイン・エフェクトまで丁寧に解説してくれています。

 

他にも、以下の記事にAEを学ぶ際のおすすめサイトを書いてますのでよければご覧ください。

イメージ_Video Copilot
After Effectsを学ぶなら絶対に見ておきたいチュートリアルサイトまとめ皆さんは、After Effectsを学ぶ際どのようにして勉強していますか? Web上には、たくさんのチュートリアルやWebサイト...

 

チュートリアル動画を見ながら一緒にやってみると、だいたい似た感じにできると思うのですが、時々できないこともあるかと思います。

 

hiro
hiro
(最初はそれでいいんです。。慣れるのが大切なので!)

 

3、4つ動画を作ったら、今度はYoutubeに動画を限定公開などでアップロードしてみましょう!

そして、特に気にならないなら、Twitterなどで公開などしてこんなもの作った!と共有や発信してみてもいいと思います。

そうすれば、同じAEを学んでいる人から反応があるかもしれませんし、大事なのはコツコツ続けることなので、自分のペースでいいので、好きなチュートリアルをちょこちょこやり続けてみてください。

ショートカットキーを覚えよう!

ショートカットキーを覚えると効率的に作業できるので、作業スピードもかなり上がります!

ラクーンエフェクトのマサキさん(@Masaki_movie09)がたくさんのショートカットキーを解説してくれています!

全て覚えるのは大変なので、最初のうちは7分くらいまでの基本的なショートカットを覚えておくと大丈夫かと思います。

余裕が出来たらちょっとずつ覚えてみてください!

プラグインやスクリプトなどの効率化ツールを使おう!

AEの操作になれてきたら、作業を効率化するために「プラグイン」や「スクリプト」などを使ってみましょう!

プラグイン・スクリプト

AEの機能を拡張するツール。作業を効率化するものから、デフォルトではできない表現を可能にするものまで様々なものがある。

プラグインやスクリプトは、無料・有料で様々なものがありますが、私は「時間を金で買う」発想で気になったものは大体買う様にしています。

hiro
hiro
(だから、だいたいいつもプラグイン貧乏です。。)

おすすめのプラグイン・スクリプトは以下の記事を見てみてください。

AEで絶対に持っておきたいプラグインまとめ
【2024年版】After Effectsで絶対に持っておきたいプラグイン/スクリプト/エクステンションまとめこんにちは。まるもり(@maru__mori__)です。 今回は、仕事やプライベートで10年以上Aeを使っている私の視点から「Ae...

また、基本的に有料のものは急ぎでない限りセール時期などを狙って買うのがおすすめです。

thumb_SaleInfo
【After Effects/Blender】プラグイン/アドオン/アセット系セール情報まとめこんにちは!まるもりです。 このページでは、現在開催中のAeやBlenderなどのプラグイン、アドオン、アセットのセール情報や、過...

最後に

今回は、After Effectsをはじめる方向けにおすすめの勉強の流れについてご紹介しました。

ざっくりと説明している部分もありますが、とりあえずAEで作業していく上では特に問題ないと思うので、さらに詳しく掘り下げたい場合は、それぞれの単語などでググってみてください。

AEを始める理由は人それぞれだと思いますが、動画は色々なものと組み合わせることができる汎用性の高いものだと思うので、After Effectsを使っての動画制作、ぜひ身につけてみてください^^

\クリエイター御用達のサブスク/

クリエイティブ系のサブスク「Envato Elements」では、年間$199で映像製作に役立つ素材やテンプレートを無制限にダウンロードできます。

5,800万以上のイラスト素材/写真素材/映像素材/Ae・Pr等のテンプレート・プリセットを自由に使えるため、仕事だけでなく、自主制作や、Ae/Prを勉強中の人もプロジェクトの中を見て勉強できたりと、幅広い場面で役立ちます。

映像制作者からデザイナーまで、クリエイティブに関わる全ての方におすすめなので、ぜひ使ってみてください!

【知っておきたい】EnvatoElements
【5,800万の素材が使い放題】表現の幅が広がるサブスク「Envato Elements」こんにちは!まるもり(@maru__mori__)です。 皆さんは、動画を作っていて「制作に使える素材はどこから取ってくればいいん...