こんにちは!まるもり(@marumarumorir1)です。
After Effectsとの連携や、クオリティの高いモーショングラフィックスやCGを個人でも比較的簡単に作ることができるCinema 4D。
GPUレンダラーの登場、機能制限廃止、サブスクリプション制の開始により、以前よりもC4Dをはじめるハードルがかなり下がってきました。
そんなとき、これからCinema 4Dを勉強する際に、まずどこのサイトを見たらいいの?って思いますよね。
今回は、これからCinema4Dを始める人向けに私が参考にしたサイトを集めてみました。
Contents
CG Shortcuts
Cinema 4DのわかりやすいチュートリアルをたくさんリリースしているCG Shortcutsさん。ひとつひとつのチュートリアルの解説が丁寧で、Cinema 4Dがはじめての方でも無理なくチュートリアルを進めることができます。Youtube動画の説明文のところからシーンファイルもGumroad経由でダウンロードできます。(確かレンダリングの設定まではされていなかったと思うのでご了承を)
アブストラクトアートに興味がある方は、有料コースになりますがUltimate Abstract Artのコースがおすすめです。
レンダリングシーンのテンプレートもついているので、その中で作成することで、簡単にきれいなCGを作ることができます。お得なバンドルパックもあります。
GreyscaleGorilla
Website – https://greyscalegorilla.com/
Cinema 4Dユーザーなら誰しも必ず知っているサイト「Greyscalegorilla」オリジナルのプラグインやチュートリアルの販売も行なっています。解説者のNickさんは、説明がとても上手で、英語の発音も聴きやすいです。
たまにプラグインを買わないとできないチュートリアルもあるのでご注意を。
eyedesyn
Website – https://www.eyedesyn.com/
こちらもC4Dユーザーなら誰もが知っているサイト「eyedesyn」
どちらかというと、セルシェーディングやカートゥーン系のキャラクターなどのチュートリアルが多いイメージで、2Dっぽい3Dの表現をしたい人にオススメです。
Motion Design School(有料)
https://motiondesign.school/courses/cinema-4d-journey/
モーショングラフィックスを学べるオンラインスクール「Motion Design School」のCinema 4Dコースです。
おしゃれな作例を通して、モデリング、アニメーション、Mograph、Dynamics、Hairや実写合成、Sketch&Toonなど、基礎から応用まで幅広く学べます。
TheFrenchMonkey
チュートリアルサイトではないですが、フランス人のアーティストTheFrenchMonkey(TFMStyle)さんが、日頃制作している作品のプロジェクトファイルを無料で公開してくれています。最近はRed ShiftやOctane Renderを使って制作したものが多いです。その他にも作品で使用しているオリジナルの高解像度テクスチャ パックなども販売しています。
Cinema 4Dを始める際にぜひ持っておきたい物たち
私が思う効率的にクオリティの高い作品を作るために、持っておきたいプラグインやマテリアルなどです。
以下の記事でもおすすめのプラグインなどを紹介しています。
Red Shift / Octane Render(GPUレンダラー)
グラフィックカード(GPU)の力を使ってレンダリングするGPUレンダラー。速くてきれいなレンダリングをするために必要です。
最近のチュートリアルや、すごいと思う方々の作品には、大抵Red ShiftかOctane RenderのどちらかのGPUレンダラーが使われているので、ぜひひとつは持っておきたいところ。
Otas.TVの佐藤隆之さん(AfterEffectsユーザーなら誰もが知っている)曰く、Red Shiftは、フォグ(霧)の表現が速く、Octane Renderはディスプレイスメント(テクスチャなどを使って複雑な形状を簡単に作る)が得意だそうです。
どちらのレンダラーがいいかわからない人は、好きなアーティストがどちらのGPUレンダラーを使っているのか調べてから購入してみましょう。(ちなみに私はOctane派です)
以下、Octane Renderのインストール方法
Motion Squaredのマテリアルパック
OctaneやRed Shiftを使う際、Motion Squaredのマテリアルパックを持っておくと、マテリアルを適用するだけで、オブジェクトがそれっぽい質感になるので、時短用におすすめ。
Forester for Cinema 4D(3D QUAKERS)
Cinema 4Dで森や植物を作りたい時に便利。大量の樹木や植物のプリセットがあるので、簡単に森などを作成できます。
Neat Video
GPUレンダラーでのレンダリングは速いのですが、ノイズがのりやすく、デノイズ(ノイズを取り除く処理)がほぼほぼ必須になってきます。
業界標準のデノイザープラグインとも呼べる「Neat Video」を使うことで、Cinema 4Dで書き出した連番画像をAfter Effectsに読み込み、デノイズ処理を行うことができます。
Neat Videoは、実写映像などでのノイズ処理にも非常に有効なプラグインなので、ぜひ持っておきたいプラグインでもあります。
Cinema 4Dで知っておきたいアーティスト
私の独断と偏見で知っておきたいCinema 4Dユーザーの方々をご紹介します。(まだまだ数多くのすばらしいクリエイターの方々がおられます)
Beeple
Cinema 4Dユーザーなら誰もが知っているデジタルアーティストのBeepleさん。毎日1作品を作る活動を14年以上続けた作品「Everydays」がオークションで75億で落札されたことにより大きな話題になりました。
#everyday #cinema4d – MICROSOFT CLOUD 2094 pic.twitter.com/nanUaSsnbO
— beeple (@beeple) January 20, 2018
12sさん
Cinema4Dを使った数多くの作品を公開されている12sさん。幅広いテイストの作品や演出は、見ているだけで「モーショングラフィックスって面白そう!」と思わせてくれるものばかりです。
いろいろと毎月数本 短い練習映像を作ってます
□練習映像置き場 ~2018https://t.co/TRnNnrlf7x
□練習映像置き場 2019https://t.co/IiXvNuidUB
□練習映像置き場 2020https://t.co/IC7mRatsz7■練習映像置き場 2021https://t.co/obWnwSxDjx
— 12s (@jyuni_s_th) April 20, 2021
朝倉 涼さん
日本のCinema 4Dユーザーなら誰もが知っているSeventhgraphicsの朝倉 涼さん。フォトリアル系の映像作品を中心にプロダクト、MV、アートワークなど様々な映像を制作されています。
フォトリアルが得意なCGクリエイターです。最近は空気感を出すのが好きです。#誰かの推し作家になりたい pic.twitter.com/lVTkI7Eh2Z
— 朝倉涼 / Ryo Asakura (@seventhgraphics) December 2, 2019
佐藤隆之さん
数多くの有名映画等のタイトルシーンを手掛けているotas.tvの佐藤隆之さん。C4Dを使ったクオリティの高いタイトルシーケンスは、映画で一度は見たことがあるはず。After Effects 2019起動時に見られるスプラッシュスクリーンも佐藤さんのアートワークが採用されています。
An experimental short film "PORTAL"
Highres & Process: https://t.co/5yNe4dCSkE
作品とプロセスを公開しました。多くの方々にご覧頂けたらとても嬉しいです。 pic.twitter.com/pDvYEEchqB— Takayuki Sato (@otastv) July 7, 2020
kanaさん
モーションデザインスタジオOnesal(ワンサル)出身のクリエイターkanaさん。現在は、イギリスのモーションスタジオweareseventeenに所属。抜群のビジュアル・モーションのセンスでVJとしても活躍。X-squareやVideoCopilotLive2019でも講演。
https://twitter.com/Kana_terao/status/1351156783415521284
ナカフジリクさん
C4Dを使ったシネマティックな作品を公開されているナカフジリクさん。VFXアーティスト集団 「UNDEFINED」にも参加されています。
Tools
AfterEffects
Cinema4D
OctaneRender
SubstancePainter
MarverousDesigner
WorldCreator pic.twitter.com/NL1xN8GU0t— nagafujiriku (@nagafujiriku) December 27, 2019
まとめ
Cinema 4Dを初める上で知っておきたいサイトをご紹介させていただきました。
また、日本代理店であるTMSさんでは、ハンズオンのトレーニングを受けることができます。
Cinema 4Dを学べる場所は意外と少なく、私も何回か参加させてもらいましたが、初級トレーニングは少人数でとても親切に教えていただけました。
ただ、2日間4万円となかなかなのお値段なので、申し込む時は気合を入れていきましょう!
また、Cinema 4Dを始めるなら最初はこの本がオススメです。(確か初級トレーニングを受けるともらえたはず?)
この本は、上で話したTMSさんの初級トレーニング(現:はじめてのCinema 4D)の講師でもある田村さんが書かれている本で、とても丁寧でわかりやすくC4Dの基礎を学ぶことができます。
とても穏やかで、お昼ご飯を一緒に買いに行ってくれる優しい方なので、興味がある方はぜひ見てみてください。
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