こんにちは！まるもりです！
『ドロップシャドウ』は、デザインのクオリティを上げたり、テロップの視認性を上げたりと、MVのルックを作っていく中でとても便利な表現です。
今回は、そんな『ドロップシャドウ』の表現が出てくる歌ってみた・イラストMVの作品を集めてみました。
Contents
「デザイン」としてのドロップシャドウ
デザインの密度を上げる
ドロップシャドウがあることで、全体的にデザインの密度が上がり、奥行き感やレイヤー感など様々な面でクオリティアップに繋がります。
がうる・ぐらさんと紫咲シオンさんの「恋愛サーキュレーション」のカバーでは、全編にわたり様々な要素にドロップシャドウが使用され、密度感の高いデザインになっています。
恋愛サーキュレーション / Gawr Gura x Murasaki Shion (Cover)
視線誘導
モノクロのデザインの中で「色付きのドロップシャドウ」を使うことで、違和感なく目立たせたいものに視線を誘導することができます。
ROF-MAOさんの「New street, New world」では、キャラクターの後ろに出てくる色付きのドロップシャドウにより、自然とキャラクターに注目するようにデザインされています。
ROF-MAO – New street, New world (YouTube Edit)
背景との分離
ドロップシャドウは、「背景との分離」にも役立ちます。
癒月ちょこさん、大空スバルさん、姫森ルーナさん、獅白ぼたんさんらの「光るなら」のカバーでは、オレンジのドロップシャドウにより、背景からキャラクターが違和感なく目立つようにデザインされています。
【歌ってみた】光るなら/Covered by癒月ちょこ＆大空スバル＆姫森ルーナ＆獅白ぼたん【ホロライブ/スバちょこるなたん】
「文字要素」へのドロップシャドウ
ドロップシャドウを文字要素にかけると、視認性を保ちつつ歌詞やテロップを強調することができます。
オーソドックスな「単色」のドロップシャドウ
文字要素にかけるオーソドックスなドロップシャドウです。MVのキーカラーでデザインされていることが多く、違和感なくテキストの視認性を上げることができます。
【歌ってみた】トゥインクル【 #ロリコロール 】
「黒文字」+「白ドロップシャドウ」
黒い文字の場合は、白いドロップシャドウを使うことで、違和感なく視認性を上げることができます。
ドロップシャドウの「距離」を「0」にしつつ少しぼかすことにより、Photoshopの「光彩」の効果ように文字を光らせることができます。
色付きドロップシャドウ文字
白い文字の視認性を上げたい時には「色付きのドロップシャドウ（カラードロップシャドウ）」がおすすめです。
こちらもドロップシャドウの距離を「0」にすることで、Photoshopの「光彩」エフェクトのように文字を「光らせる」表現ができます。
椎名唯華さん、鷹宮リオンさん、夜見れなさん、天宮こころさんからなる4人組ユニット「Lilly Crown」のカバー「NEVER ENDING FANTASY」では、白文字にオレンジ・ピンクのドロップシャドウで、曲とイラストの世界観にマッチさせつつ、歌詞の視認性を担保しています。
最後に
今回は、「ドロップシャドウ」が出てくる作品について紹介しました。
皆さんはドロップシャドウをよく使いますか？手軽にデザインをクオリティアップできる便利な表現なので、ぜひ製作に取り入れてみてください！
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